モゾはえらいこ

うちのトイプードルのモゾは
気がつけばもう9歳になった

もうエサも高齢犬用になっちゃって
すっかりおじさんである
おじいちゃんかもしれない

おじいちゃんモゾが
最近また一つ進化した

私がいよいよ会社へ行くために
上着を着たりし始めると
自分からゲージの中へ入って
可愛くちょこんと座って待っているのだ

少し前までは
中に入るのを嫌がっていたのに

歯を磨いて戻ると
もう自分の部屋の中にいるモゾ

分かってるよ
入っておいたよ

という雰囲気で
ちょこんと座って
こっちを見ている

9歳になって
また新しく1つ覚えたモゾ

すごい
えらい子だなぁ

「しなきゃ」が子供を置き去りにする

今週のお題

うちの子は「しなきゃ」がものすごく苦手だ

頑張らなきゃいけないくらいなら
学校も行きたくないし
何も食べなくていいし
将来働きたくないし
とか言う

絶対に絶対にやりたくないのだ
しかも結構頑固

しかもやりたくないことがたくさんある
ラソンも給食も
席にずっと座ることも
朝早く起きるのも
宿題も
制服を着ることも
急ぐのも

本当はお家でぐうたらしているのが
1番大好きなのだ

「しなきゃ」だらけの学校は
うちの子にとって大変な場所だ

なので
うちの子か固まるたびに「しなくていいよ」
と言う
辞めてもいいよ
行かなくていいよ

そうすると伸び伸びして
クリアして帰ってきたりする

給食を食べなくてもよかったら
ちょっと食べる
ラソン大会も走らなくてもよかったら
ちょっと頑張れる

ちょっとだけどね

これじゃこの先困るかなぁ
甘いかなぁ
もうちょっと厳しくしなきゃダメかなぁ

厳しくしたら
全くもってろくな結果にならなかった


ため息しか出ない


まあでも
私がとらわれていた良くない「しなきゃ」だなあ


ろくな結果にしかならなかったので
今は良い意味で諦めたら
何だか少し良い方向に進んでいる

親や先生や周りの「しなきゃ」は
もしかしたら
うちの子の邪魔にしかなっていないのかもしれない

そりゃあ何だか牛歩のように少しずつだけど
バイト先にはダメ出しされて
もう辞めるみたいだけど

それでも
1年前より少ししっかりした感じがするよ

なるほど
ちゃんと気がついていくんだね



私がとらわれていた「しなきゃ」

LIFULL STORIES
by LIFULL STORIES

多分1番上手い親が子供の話を聞くときの聞き方、「そうさなぁ、わしには分からんな」

これは「赤毛のアン」に出てくる
マシュウの言葉だ

おしゃべりなアンがたくさんたくさん
話して
マシュウはどう思う?と聞くと

そうさなぁ、
わしには分からんな
と言う
そう言って赤毛のアンの長ーい長ーい話を
目を細めて嬉しそうに楽しそうに聞いている
その長ーい話を聞くのが毎日の楽しみですらある

もしやこれこそ
親か子供の話を聞くときの
1番上手な聞き方なのではないか

うっかり口を挟んで話を止めることも無く
余計な口出しやうんちくやお説教も無く
子供の考える力を奪うこともない

そして何より肝心なのが
全部言い終わるまで
全部心から楽しみにし
喜んで聞いてくれる

いいね
うちにもいたらいいのになぁ
マシュウ

ペリーヌ物語

今週のお題「行きたい国・行った国」

やっぱり自由にふらふら旅をして
いきあたりばったりに辿り着く国々
っていうのが
行ってみたい国だなぁ

できないけど

色々検討してみても
やっぱりできないけど

話せないしお金ないし
子供育てなきゃいけないし
恐いし
すごーく恐いし

昔、世界名作劇場というアニメが有って
そこでは
フランダースの犬とか不思議の島のフローネとか
色んな名作をアニメ化していたんだけど

その中の1つに「ペリーヌ物語」というのが有った
話自体はあんまり好きではなかったけど
とにかくあの住めるようになっている馬車が
ものすごくものすごく大好きで
それだけが見たくてアニメを見ていた

今で言うキャンピングカーである

1度は持ってみたいキャンピングカー
機能的で合理的でたくさん色々付いてる!
昔より小学校の頃に流行った筆箱のように

キャンピングカーで色んな国をウロウロしてみたいなぁ


南の島のフローネも大好きだった
話はやっぱりどうでもよくて
あの手作りの家!

トレーラーハウスもいいよね
憧れのトレーラーハウス

飽きたら次の国に住んで
飽きたらまた次の国に住んで
って最高じゃない?

やってみたいなぁ

給食との戦い、それは毎日

今週のお題「好きだった給食メニュー」

私はそれこそ25才位まで、
恐ろしくたくさん好き嫌いが有った。

野菜はもちろん、お刺身もお好み焼きもいろんな物が食べられなかった。
一体何を食べていたのかという感じである。

しかも少食だったので、
給食は過酷な戦いであった。


しかも毎日ある。


ひどい。



幼稚園では、先生に無理やり口に突っ込まれて、吐いた。
小学校では見つからないように、うまいこと持って帰ったり捨てる技を磨いていた。


そんな私が思い出せる
好きだった給食メニューは

ミルメイクのコーヒー牛乳と
若鶏の唐揚げと
フルーツポンチ


これくらいである。


旅行に行っても食べる楽しみなんて
全く無かった

嫌いだし
すぐにお腹いっぱいになっちゃうし


そんな私が、働き始めて、外食をたくさんするようになった頃、
何故か嫌いだったものが美味しいと思うようになリ始めた。
そして今では、ほぼ好き嫌いが無い。


本当に無い。
全く無い。
信じられない。

あの頃の私が知ったら、びっくりするだろうなぁ。

つまりこれは

「好き嫌いは自然に治る」

っていうことなのである。


でも、昔無理やり食べさせられた物は、
今でも好きじゃなかったりする

だからいいと思うの
好き嫌い有ったって。


学校の食缶0運動とか
是非辞めてもらいたいなぁ


小さな子供には怖すぎる


トラウマになって
せっかく自然に治るチャンスを
ぶち壊している


とか言うと
怒られそうだなぁ

そして好き嫌いを克服し
作る側のお母さんとなった今

給食ってなんて素晴らしいんだろうと
思う

なんて美味しそうとすら思う

今なら毎日給食が出たら
どんなにか喜ぶんだけどなぁ

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憧れの強い女の人

今週のお題「本棚の中身」

高校生だった頃
好きだった本の中の1つに
風と共に去りぬ
がある

主人公のスカーレットに
それはそれはとても憧れた
キャリアウーマンで強くてワガママで
行動力があって欲しいものに真っ直ぐで

私が正反対だったからだろう
それにその頃は
ちょうど女の人がこれから
キャリアウーマンで活躍し始める頃だったし

長い長い小説だったけど
ずっとスカーレットにうっとりしながら
最後まで一気に読んだ

でも今は
全くもって
スカーレットにダメ出しの嵐だ


今は
そんなんじゃ駄目だよスカーレット
と突っ込みながら最後まで読むことになる


高校生の頃
強くて格好いいと憧れたスカーレットが
本当は弱くて不器用だったのかもなぁと


なんだか寂しくなったりもする

謎の信用分割 お店の人ありがとう

今週のお題「人生で一番高い買い物」

その昔まだ大学生だった頃

一人でフラフラと服やさんなんかを見て歩きながら
ふと見つけたコートをものすごーく気に入った

それはイタリアのなんかのブランドで
思いっきりの緑色で派手で奇抜で

今なら着る勇気は無い

私はブランドとかそういうものに興味は無かったけど
たまたま気に入って
うっとり眺めていた

お店の人が来て
「このお店の服は
宮沢りえさんも買いに来るんですよ」
と言った

でもそのコートは十数万円だった

大学生の私はお金を持っていなかった

もちろん買えない
クレジットカードも持っていない

するとお店の人が言った
「このブランドの服を
そんなに気に入ってくれて嬉しい
派手だからなかなかみんな買ってくれない
何回かに分けてお店に払いに来てくれればいい」
と言った

えっいいの?そんな払い方で
私の事信用していいの
と聞いた気がする

そして「うん大丈夫」
と言われた記憶がある

私は少しのお金を払ってコートをもらって帰った

確かあのとき
特に何も書類なんか書いていないし
免許だかなんかを
ちらっと見せたくらいはしたかなってくらい

それから毎月お店に行っては少しずつ支払いをした

そんな支払い方
後にも先にもあの時しかない
その後
何ヶ月かかけて残りをお店に支払いに行って
何事もなくそれで終わった


全く無理やり買わされてもいないし


そこらの貧乏大学生からしたらとても高い服を
気に入ってうっとりしているのを
本当に嬉しいと思ってくれたようだった


今考えても
面白い買い物だったなぁ
と思う